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2013/04/17

さよならジャクソン、ようこそT-MAC

ここにきてのロスター組み換え


現地時間4月12日、スティーブンジャクソンがサンアントニオスパーズよりウェイブされました。原因は起用方を巡って、HCと意見が合わなかったためとされています。
ジャクソンの突然のウェイブはニュースを見た瞬間は驚いたものの、よくよく考えてみると、トレードデットラインが近い時期に放出対象に名前が挙がっていたりしたので納得できる部分もあり、ファンとしては複雑な心境です。SFのポジションが薄くなりますが、レナードが成長してPTが伸びてきている事、また普段PF、Cをやっているディアウも3番をこなせる事、外主体のSFであればグリーンでもDFが出来る事などを考えると放出しても大丈夫だと判断したことも想像できます。

そしてジャクソンのウェイブを布石として、その後の4月16日、スパーズオフィシャルよりT-MACことトレイシー・マグレディとの契約が発表されました。ここに来てのT-MACの獲得は何を狙ったものなのか少し考えてみました。


その1-現在のサンアントニオスパーズに足りないもの


PlayOffを直前に控えた現在、サンアントニオスパーズはチームの状況が決して良いとは言えません。怪我明けのパーカーの調子が上がってこない、ジノビリがPlayOff直前で怪我から復帰(予定)、ディアウが背中の怪我で戦列を離れている、と怪我絡みでチーム状況が安定していません。ゲームメイクが出来るジノビリ、パーカーが戦列を離れていたり、パスで味方を活かすのがうまいディアウが居ないと、特にハーフコートOFFにおいてプレイが単調になりがちです。スターターだとダンカンをポストにおいてインアウトでボールを回せるのですが、ベンチチームにおいては、ボールをペイント内に入れるプレイがほとんど出来ず、ディフェンスを動かせないままシュートを打って外している場面を良く見ます。
というわけで、チームにおけるT-MACの役割は、おそらくボールをハンドルしての切り込み役で使われるのではないか?と予想しています。怪我人続出の今、PG、SG、SFの3ポジションをオフェンス面では柔軟にこなせることも評価された点かも知れません。


その2‐FA市場と来季に対する布石


上にあげた理由もそれらしいのですが、個人的にはこっちが本命なのでは?と思っています。シーズンが終わりプレイオフも終わると、来季にむけて移籍市場が動き始めます。SASからは今年は完全FA、制限付きFAを含めて、おそらく8人の選手がその対象となります。


G:ミルズ(PO)、ジノビリ(完全FA)、ニール(QO) 、マグレディ(多分完全FA?)
SF、PF、C:ディアウ(PO)、スプリッター(QO)、ブレア(完全FA、トレード希望中?)、ベインズ(多分完全FA?)
QO=Qualifying Offer、PO=Player Option

というわけでバックコートではSGが、フロントコートではダンカンと組むCがそれぞれ移籍市場に出てしまいます。今年獲得したベインズ、T-MACはまさにこのポジションの選手です。
オフにトレードが起こった場合やQOでふっかけられた場合でも、元々チームに所属していた再契約候補の選手が多ければ移籍市場に対する柔軟さが増します。ベインズとT-MACとの契約はオフと来季を見据えた布石なのかもしれません。ちょっと勘ぐりすぎか…?


なにはともあれPO始まります


話が来季に飛びましたが今季PlayOffがいよいよ開幕します。サンアントニオスパーズはあと1試合を残して2位が確定しました。1回戦の相手はヒューストンロケッツかロサンゼルスレイカーズとなるようです。シーズン終盤に怪我人続出で苦戦が続いていますが、次の試合でジノビリが、もう少し時間がたてばディアウが帰ってきます。2人が帰ってくれば今の悪い流れもそれなりにやわらぐでしょう。とりあえず次のティンバーウルブス戦でしっかり調子を整えて良い流れでPlayOffに入って行ってほしいと思います。






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